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9月15日
5時30分~6時30分。観察タイム。 ダイエットの木(英セクロピア・現地語グワルーモ)には相変わらず目立つ木だ。ツユクサは学名がコンメリーナということをH先生は教えてくださる。日本のツユクサより色が淡い。 6時30分~7時20分まで朝食 メヒシバに似た2本だけの植物はカリマタガやと言うのだそうだ。ネコノシタという植物の葉はザラザラだった。 8時10分~11時45分観察タイム 裸足のカルロスさんの案内で、ホワイトリップペッカリのヌタバにいく。すごい匂い・・・。集団でいるときにジャガーに合うと一匹だけジャガーに向かっていく。「グスコーブドリの伝記」を思い出す。個を大切にするあまり、後の世のブドリが生きにくくなっていく今の社会構造をふっと思った。 のどがトラの模様のハゲノドトラフサギ(タイガーヘロン)をkaseさんが見つける。バクの足跡がある。夕べ会ったバクだろうか。大きい。途中でセミの死骸を見つける。セミは緑色。一年中鳴いているとか。 不思議な植物でヤブガラシに似ていると思ったが、別な種類らしい。赤くて遠くからでも良く目立った。 木は大きい。 11時30分~12時 昼食。少なく盛り付けてもらうためには「コキート」。ブタ⇒セレド。卵とインディカ米、黒インゲン(フリホーレス)は定番。 バシリスクが食堂近くにいた。水面を6メートルも走り抜けるとのこと。ハナグマに会う。近づいても逃げない。 15時20分~17時20分観察タイム 裸足のカルロスさんの案内で森へ行く。リコというのでそういう名前の鳥かと思ったら飛べないとりキュウィのような鳥だった。リコはスペイン語でおいしい・・・カルロスさんは食べたんだろうなあの鳥を。タフバロウ(タカ)と思われる鳥のハネを拾う。ホエザル、リスザルに会う。頭赤ウッドペッカーをMさんが発見。第一発見者の笑顔は最高! 森の中はキノコがいっぱい。 美しい花も咲いていた。 裸足のカルロスさんの足跡。健康な足型? 17時30分~18時30分夕食。パンケーキ、ハムの焼いたもの、アゲバナナ、目玉焼き・・コキート(少し)。 18時30分~観察に出掛けたが雨が降り出し引き返し、20時から30分間、ガイドのkaseさんのお話を聞く。kaseさんは「コスタリカを知るための55章」にも執筆している若き実業家。旅行業、レストラン経営、農場経営・・・生きたコスタリカ情報を聞く機会を得た。コスタリカは軍隊のない国だが警察が強い国だそうだ。今でこそエコツーリズムで有名な国になったが、かつてコスタリカは世界でも最も森林伐採が進み多くの森はパイナップルやバナナのプランテーションになった。それではいけないと、政治家が自然保護に乗り出した。 夜、すごい雨。 コスタリカメモ(参考文献「コスタリカを知るための55章」「コスタリカを学ぶ」「コスタリカ賛歌」) コスタはスペイン語で海岸のこと、リカは豊かとコロンブスが名づけた。 国土は北海道の6割ほどしかなく、5万1100平方キロ。国土の中心部は800~2000mの高地。北アメリカ大陸と南アメリカ大陸をつなぎ、細い紐のような形をしている。カリブ海と太平洋に挟まれた熱帯にあるが標高差が大きく多様で複雑な地形と気候風土を呈している。単位面積あたりの動植物が最も多いと言われていて、全生物種の5%が生息している。 国土の25%以上を国立公園や自然保護区に指定している。 生物多様性法が1996年に制定された。法案制定に中心的役割を果たした、ルイス・マルティネス・ラミレス元国会議員の言葉「自然は全体でひとつのものであり、個別に保護しても、バランスを考えなければ意味がない」これは自然の生態系は何よりも優先するという価値観を打ち出した。これは、人間の生活より自然を優先すると言うものではなく、人間が持続的に発展・維持するためには、生態系のバランスを何よりも優先させなければならないと言うものである。 9月16日 4時起床。眠れず、夜の空けるのを待つ。ハウラーモンキーの声がする。施設は回廊になっていて、中庭にはランタナの大きな木があった。コシアカフウキンチョウのオスとメスが並んでとまっていた。メスはウグイス色に白いくちばしだった。デシスコがあれば、私も写真家?になれると思えるほどのいい構図でとまっていた。 インコのつがいとタカが同じ木にとまっていた。kaseさんいわく、すごく珍しいとのこと。 6時30分~7時朝食。 7時40分~9時35分観察 板根がすごい。 ついにkaseさんの靴はゾンビ靴に 熱帯雨林の中は50㎝しか栄養がなく下はクレイ。森の中は大きな木も多いが小さな植物もたくさんある。 10時15分ボートに乗るため出発。 ボートに乗る前にバクがいるとのことで、皆走り出す。すごい勢いで、びっくり。見失ったと思っていたら、NYさんの素敵な笑顔!発信機をつけたバクがゆっくりエサを食んでいる。 11時30分~12時35分 ボートで移動。シレーナから帰るとシャワーは水でも、ここはリゾート地。 13時30分~昼食。スパゲッティ。すごい量で・・・驚く。 元気な人は浜辺へ行く。私はゆっくりと生きものたちを観察。アカムナチュウハシ、グリーンハーモニークリッパー、ライアンベッカーを観察。至福の時。 kaseさんは写真家でもある。 19時35分~20時55分まで夕食。豚肉のカップに入ったスープが味はおいしかったがあまり食べられない。 夜、雷と雨。
by costarica08
| 2008-09-24 23:45
| 08コスタリカの旅
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